レーザー治療とは
レーザーは1秒間におよそ1兆回以上も振動するエネルギーの強い光です。このレーザー光線を照射することによって治療的効果を出す方法です。レーザーは出血させずに悪いところを除去するだけでなく、痛みを和らげたり腫れをおさえ、キズの治りを早くする効果もあるため、麻酔を使用せずに治療することも可能です。
レーザー治療のメリット
- メリット1:1回の治療時間が短縮できます。
- メリット2:治療後すぐに食事も取っていただけます。また傷になるこもほとんどありません。
- メリット3:歯を削る時のキーンという不快な音もないため、お子様の心理的不安も取り除けます。
レーザー治療による症例
主な作用
- 消炎効果
- 鎮痛/除痛効果
- 殺菌/消毒効果
- 麻酔作用
- 止血効果
- 組織の蒸散作用
- 組織の活性化作用
主な治療例
- う蝕予防抑制効果/エナメル質への耐酸性付与(歯質強化)
- 抜歯後の止血/殺菌効果/創傷治癒促進効果
- 口内炎/口角炎などの処置
- 歯周病に対する治療(殺菌/組織の再生/歯周ポケット掻爬など)
- 口腔外科(小帯切除/ガマ腫/その他の外科処置に伴う切除/切開など)
- インプラント周囲炎に対する処置/二次オペに対する処置
- インプラント矯正における処置
当院では特性の異なるレーザーを使い分けることで
症例に応じた治療を実現しています
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炭酸ガスレーザー
日本の歯科医院で最も多く使われているレーザーです。しかしパワーが強く制御が難しいため、歯茎を大きく切開する時などには便利なのですが、それ以外の治療には向いていません。
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歯科用レーザー
歯肉や歯に対して透過性の高いレーザーです。歯を削るというよりは歯茎に使うことが多く知覚過敏や根管治療に効果的です。歯周病や顎関節、神経麻痺などにも使用しています。
院長からひとこと
レーザー治療といっても、炭酸ガスレーザーのみを使用している歯科医院がほとんどなのが実情です。実は無痛治療を実現するためには最低限この2台のレーザーを使いこなすことが必要です。
それぞれのレーザーの特性を理解し使いこなすと、とても効果的で快適な治療が行えますので、まずはぜひ一度当院でお確かめください。(症例によっては使い分けなくても大丈夫なケースもございます。遠慮なく担当医にお問い合わせください)