骨移植について(サイナスリフト、ソケットリフト)
●サイナスリフト
おもに上顎洞の外側に窓を開けて(Lateral Window Technique)、明視野で手術を行うもので、広範囲にわたる対応も可能です。 60%代前半から100%と論文によってインプラントの存続率に大きく差があり、技術レベルの差が治癒結果に反映されやすい方法と考えられています。
●ソケットリフト
多くはインプラントの埋入と同時に行われ、患者さんの負担も少なく、非常に臨床的な対策案です。 チタンインプラントの場合、上顎洞底まで5mm以上の骨高があるとインプラントの存続率93%程度、4mm以下だと70%台ですが、アパタイトでは、骨の条件が厳しくとも高い生存率を示します。