健口ニュースを更新【12月号】
むし歯などで歯を削ったあとの被せ物や詰め物には色々な種類があります。すべてセラミックのもの、貴金属にセラミックを焼き付けたもの、金属にプラスチックを付けたものなど材料の違いだけでなく作り方も違います。
噛む力の強さ、お口の状態、美しさや耐久性へのこだわり、などは人それぞれ異なりますのでその条件に合うタイプを選ぶ必要があります。
あなたが選ぶならどのタイプ?
○とにかく天然の歯のようにキレイにしたい → オールセラミック ・ジルコニア
○体に優しく金属アレルギーの心配がない → オールセラミック ・ ジルコニア
○丈夫で長持ちするもの → セラミック+金属・ジルコニア
○コスト重視 → ハイブリッド・保険適用のもの ・ 機械が作るタイプ
健康・マメ知識
「副鼻腔炎」
副鼻腔の粘膜にウイルスや細菌が感染し炎症が起こることを副鼻腔炎といい、鼻水、鼻づまり、頭痛、嗅覚障害など様々な症状が現れます。副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎があります。
急性副鼻腔炎は、風邪などで細菌やウイルスが鼻腔に感染し炎症を起こし、副鼻腔にまで及び起こる病気です。
慢性副鼻腔炎は急性副鼻腔炎が長引いたり、繰り返したりすることによって長く症状が続いているもので「ちくのう症」とも呼ばれます。慢性副鼻腔炎の治療には、主に薬物療法、局所療法が行われ、重度の場合や薬物療法で改善が見られない場合には、内視鏡を使った手術が行われます。
歯が原因で起こる副鼻腔炎
上の奥歯の根っこの部分と上顎洞は接近しているため、むし歯や歯周病などが進行し、歯の根の部分から上顎洞に細菌が入り込み炎症を起こす場合があります。これを歯性上顎洞炎といい、副鼻腔炎のひとつです。