健口ニュースを更新【9月号】
みんなで子供の歯をむし歯から守ろう!
むし歯は感染(うつる)する病気です。
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。様々な外的要因によって感染し口の中に滞在してしまいます。感染する主な原因は、食事の際に身近な大人、親や祖父母、兄弟が使ったおはしやスプーンを使って食べさせたり、同じコップやストローを使ったりすることが考えられます。特に一番お世話をするお母さんから感染することが多いため「母子感染」と言われます。
特に注意が必要な時期は生後1才7カ月から2才7カ月の1年間で、この時期は「感染の窓」と呼ばれるほど注意が必要です。しかしあまり気にしすぎても赤ちゃんとのスキンシップがおろそかになるのも問題です。周囲の大人が正しい知識を持ち、定期的な検診で衛生的なお口の環境を保つことが大切です
まとめ
赤ちゃんの衛生的なお口の環境を保つために、次のことに気をつけてくださいネ。
●周囲の大人が衛生的なお口の環境を保つ。
●おはし、スプーン、ペットボトルなど共有しない
●フッ素入りはみがき剤などを使う
●歯が生え始めたら、歯磨きの習慣を身につける
●定期的に歯科医院でチェックを受ける